ポルトガル語で「天才」の言い方6つ

特別頭がいい人、何かの分野で優れている人に言う言葉といえば「天才」。ではポルトガル語で「天才」というには一体どう言ったらいいのでしょうか。5つの言い方を紹介します。

「君って天才!って言いたいんですが。ポルトガル語ではどういったらいいのですか?」

ポル語博士
ポル語博士

「天才」にも分野や状況によって色々な言い方がありますよ。ではその違いについて見ていきましょう。

1、gênio

「天才」

1、Isaac Newton é um gênio cientista e teólogo. アイザック・ニュートンは科学と神学における天才だ。

2、Steve Jobs era um gênio. Ele ajudou a revolucionar o mercado de computação pessoal. スティーブ・ジョブスは天才だった。彼はパーソナルコンピューター市場で革命を起こした 。

「gênio」はもともとは天性の頭脳の持ち主を指しますが、しばしば芸術やスポーツの世界でも使われることもあります。

2、ter o dom

`「天性の才能を持つ/生まれつき特別な能力を持つ」

1、Você tem o dom da criatividade. あなたは創造における特別な才能を持っている。

2、voce tem o dom de me irritar.  君は僕をイライラさせることに関しては天才だなぁ。

ter o dom de ~で「~について特別な才能/能力を持っている」という意味になります。

3、ter talento

「才能を持つ/優れた能力を持つ」

1、É preciso ter talento para ser músico. ミュージシャンになるには才能がなければならない。

2、Você tem talento para escrever. 君には文章を書く才能がある。

talentoは「天才」というほど特別感はありませんが、能力の高い人に対して使う言葉です。

4、fora do comum

「別格/普通じゃない/尋常じゃない」

Messi é fora do comum. Ele domina todos os aspectos do Futebol. メッシは別格だ。彼はサッカーの全ての側面を支配している。

fora do comumは、「普通ではない/尋常じゃない/別次元の」といったニュアンスになります。人以外に物事に対しても用いられ、使い方によってはポジティブな意味にもネガティブな意味にもなります。

5、ser fera em

「名人/達人」

1、Pedro é fera em matemática. ペドロは数学のエキスパートだ。

2、Eu sou fera no xadrez. 私はチェスの名人です。

もともと「fera」は「猛獣」という意味ですが、この場合は特別何かに優れた人という意味になります。

6、fenômeno/craque

「天才/達人」

1、Ronaldo é um fenômeno em campo. ホナウドは(サッカーの)ピッチにおける天才だ。

2、Meus filhos são craques em informática. 私の息子たちはITの達人だ。

fenômenoは「自然現象」、「超常現象」などを意味する言葉で、非凡な才能を持つ人を指します。

一方のcraqueは「名選手」、「名手」などを意味します。いずれもサッカーでよく使われる言葉ですが、それ以外の分野でもよく登場します。

まとめ

ポル語博士
ポル語博士

以上6つの「天才」を紹介しました。

 

これらの表現を使って今すぐ誰かを「よっ天才!」と誉めてあげましょう。きっと喜ぶはずです。

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