誰かを送り出すときに使う日本的な挨拶といえば「いってらっしゃい」。これをポルトガル語でいうにはどうしたらいいのでしょうか。状況に合わせた「いってらっしゃい」を紹介します。
1、Ciao
「じゃあね」
別れの挨拶で最も一般的に使われる言葉です。「いってらっしゃい」のように誰かを送り出すときにも使えます。tchauやchauなどと書く場合もあります。
Ciao! Toma cuidado quando atravessar a rua. いってらっしゃい。道を渡るときは気を付けてね。
2、Até mais
「またね」
またあとで会いましょう、という意味の表現です。こちらも相手を送り出す時によく使われます。maisを省略して「Até」とだけ言う場合もあります。
Estou indo. Ciao. もう行くね。バイバイ。
Até mais! いってらっしゃい。
3、Boa sorte
「グッドラック」
相手に幸運を願うときに使える言葉。勝負事、試験、イベント、スポーツなどに送り出すときなど、さまざまな状況で使えます。
Espero que tudo dê certo. Boa sorte! 全て上手くいくといいね。いってらっしゃい!
Obrigado. ありがとう。
4、Boa viagem
「いい旅を!」
旅行に行こうとしている人を送り出すときに使うフレーズ。家から送り出すとき、空港から送り出すときなど様々な場所で使えます。
Eu vou sentir muita falta de você. Boa viagem! あなたに会えなくて寂しくなるよ。いってらっしゃい!
Obrigada! Vou te mandar fotos. ありがとう。写真送るね。
5、Tenha um bom dia
「いい一日を!」
仕事に行く人、学校に行く人など、一日を始めようとしている人に対して使う言葉です。「いってらっしゃい」のニュアンスでも使えます。職場に向かう人には「Bom trabalho」とも言えます。
Tenha um bom dia, amor! アモール、いってらっしゃい!
6、Comporte-se/Comporta-se
「いい子にしなさいね」、「お行儀よくするんですよ」
小さな子供を学校に送り出すときなどに使う別れの挨拶。場合によっては大人にも言います。しっかりしなさいよ、といったニュアンスが含まれています。
Filho, não faz mais bagunça na escola hein? Comporta-se! 息子よ、二度と学校で問題起こしちゃだめよ。いってらっしゃい(しっかりやるんだよ)。
Tá bom, mãe. 分かったよ、お母さん。
まとめ
以上、日本語の「いってらっしゃい」に近いニュアンスの表現をまとめてみました。
紹介しておいてなんですが、実際ポルトガル語には日本語の「いってらっしゃい」と全く同じニュアンスになるようなことはありません。
なので日本語の表現をポルトガル語にしようとするよりも、ポルトガル語にある表現を状況によって使いこなすのが一番理想です。
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