外国語を勉強するのに学校に行く必要は特にありません。今の時代、大抵の情報はインターネットで拾えますので、昔に比べれば独学で外国語を覚えるのが数段易しくなっています。
とはいえ辞書は最低一つは持つべきです。辞書もネットの辞書機能を使えないこともないですが、やはり単語数や例の少なさから本に及ばないのが現状です。
現代ポルトガル語辞典
そこでポル語る.comがオススメするのがこの辞書。 白水社による東京外国語大学名誉教授の池上岑夫先生が作った現代ポルトガル語辞典です。おそらくブラジルにいる日本人留学生ならほとんどの人が持っているというほど大人気の一冊です。
中にはかなりマニアックな単語も載っておりポルトガル語の学習には欠かせないアイテムでしょう。
ポ和だけでなく、最後の方に和ポ辞書も付いていて大変便利です。しかしながら値段が少し高いのと、ページ数が1463ページとやはり英語などほかの外国語と比べると、本の厚さからして見劣りする部分は否めません。
英語の辞書ならそれこそ広辞苑並の厚さの辞書はざらにありますが、ポルトガル語では残念ながら見つけられないのが現状です。
和ポ辞書を大幅ボリュームアップしたのはこちらのバージョン。
紙の辞書では面倒くさいという人には、ポルトガル語の辞書が含まれている電子辞書がおすすめ。
英語・ポルトガル語辞書 Larousse Concise Portuguese-English/ English-Portuguese Dictionary
さらにレベルアップを図りたい人はポルトガル語・日本語辞書ではなく、ポルトガル語・英語の辞書を買うことです。もちろん英語をすでにある程度勉強した人向けです。
日本語からポルトガル語を勉強するだけでなく、そこに英語を持ち込むという発想を変えるだけで、随分と世界が広がるからです。
英語からポルトガル語を勉強することで両方の相違点に気づき、より理解が深まります。さらなる語学力のステップアップにはおすすめです。
また、白水社の辞書が結構高いに対し、こちらのラルース出版の辞書Larousse Concise Portuguese-English/ English-Portuguese Dictionaryはかなりリーズナブル。収録単語数は白水社の約5万9000語に対し、23万語と実に約4倍のボリュームです。白水社の辞書を一通り使った後で、次はこういった英語の辞書に挑戦して見るのもいいかもしれません。
Q&A