ブラジル言語学アカデミーが定める1943年度正書法協定では実はポルトガル語には「k」「 w」「 y」のアルファべットは存在しませんでした。
その後、新たな協定によってこれら3つの文字も正式にポルトガル語と認められたのですが、一体なぜこれら3つの文字だけ特別なのでしょうか。
ポルトガル語の「k」「 w」「 y」が意味するもの
もともとポルトガル語には「k」「 w」「 y」で表す単語がなく、あるとすればそれは外来語になります。今では人名などで当たり前に使われますが、それも実は最近のことなのです。「k」「 w」「 y」が外来語に使われるということを知っておくだけで、スペルミスも大分なくなると思うのでぜひ覚えておきましょう。
ポルトガル語の「k」「w」「y」の用例
人名
Kennedy
Wagner
Stefany
キログラムなどの国際表記や記号
Km(キロメートル)
KW (キロワット)
K(カリウム)
その他の外来語
Playboy
web
kung fu
*地名は大抵の場合ポルトガル語化されています。
Tóquio 東京
Nove Iorque ニューヨーク
Xangai 上海
K W Yを含む日常でよく使われる単語
karaokê | カラオケ |
ketchup | ケチャップ |
kit | キット/セット/一式 |
kitnet | ワンルームアパート |
kiwi (quiuí) | キウイ |
skate | スケートボード |
yacht | ヨット |
yakisoba |
焼きそば |
yoga | ヨガ |
webcam | ウェブカメラ |
Wi-Fi | ワイファイ |
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