ポルトガル語で「~が嫌い」と言いたいときに、どんなフレーズを使ったら分かりますか。実はポルトガル語の「嫌い」には様々なニュアンスの違いがあります。そこで今回は「嫌い」の言い方を紹介していきます。
「私は誰々のことが嫌い」ってどう言ったらいいですか?
意味合いにもよるけど、実際にシチュエーションを交えながらいくつか紹介するね。
1、Não gostar de~
「~が嫌い/~が好きではない」
1、Ela não gosta de você. 彼女はあなたのことが嫌いです(好きではないです)。
2、Eu não gosto de peixe. 私は魚が嫌いです(好きではないです)。
3、Ele não gosta de viajar sozinho. 彼は一人で旅行するのが嫌いです(好きではないです)。
動詞gostarを否定形にすることで「嫌い」というニュアンスになります。
2、Não fazer tipo
「~は私のタイプではない」
1、Ela não faz meu tipo. 彼女は僕のタイプじゃない(外見的に好きじゃない)。
2、Você não faz meu tipo. あなたは私のタイプじゃないわ(外見的に好きじゃない)。
3、Você não faz o tipo dela. あなたは彼女のタイプじゃないの(外見的に好きじゃない)。
誰かのことを「外見的に好きじゃない」という場合に使えます。
3、Não se dar bem com
「~と馬が合わない/~と仲が悪い」
1、Não me dou bem com meu pai. 私は父親と上手くいかない。
2、Ele não se dá bem com sua ex namorada, 彼は元カノと仲が悪い。
誰かと性格や相性の悪さを表すのに使われます。
4、odiar
「~が大嫌い」
1、Te odeio! あなたなんて大嫌い!
2、 Comprei uma casa porque odeio pagar aluguel. 家賃を払うのが嫌いなので家を買いました。
3、Todo Mundo odeia o Rodrigo. みんなホドリゴのことが嫌いです。
何か、または誰かのことが「とても嫌い」という意味になります。
5、ter nojo de/sentir nojo de
「~のことが気持ち悪い/~に嫌悪感を抱く」
1、Tenho nojo de mim mesma. 私は自分のことが嫌いで仕方がない。
2、Ela tem nojo de morar nessa casa. 彼女はこの家に住むことに嫌悪感を抱いている。
3、Alguns vegetarianos sentem nojo de comer carne. ベジタリアンの中には肉を食べることに吐き気を覚える人がいる。
生理的に受け付けない、吐き気がする、気持ち悪いといったニュアンスになります。
まとめ
以上、「嫌い」についてでした。ここでは5つの例を挙げてみました。「嫌い」にも様々なニュアンスがあることが分かったのではないでしょうか。
ぜひシチュエーションに合わせてそれぞれの表現を使い分けてみてください。
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