相手がしつこいとき、相手に不快な思いをさせられたときなどに日本語では「やめて!」と言って相手を制することができますが、ポルトガル語ではどうのように言えばいいのでしょうか。様々なシチュエーションと用例を紹介します。
1、Para !
例:Para com isso! そんなことをするのは止めて!
英語の「Stop!」に値する言葉です。何かの動作を止めるときに言います。
*命令文を文法的に正しく言うには「Pare!」と接続法現在を使いますが、実際の会話では直説法現在を使うことのほうが多いです。
2、Não enche o saco!
例:Cala a boca! Não enche o saco! 黙れ!イライラさせるな!
それ以上イライラさせるのはやめてくれ、という「やめて」です。何度もしつこく嫌なことをしてくる人に言いましょう。
encher o sacoで「イライラさせる」、「うんざりさせる」といった意味になります。
2、Basta!
例:Basta! Não quero ouvir mais. もう十分だ! それ以上聞きたくない。
英語の「enough」に相当する言葉です。「もう十分だ」、「しつこい」、「それ以上するな」といったニュアンスになります。我慢の限界のときに言う「やめて」です。
3、Não faz isso!
例:Não faz isso! Eu não gosto. そんなことしないで!嫌だから。
直訳すると「それをするな」という意味になります。「Isso」は嫌な行動や振る舞いを指すために使えます。色んな状況で使えるのでかなり便利な表現です。
4、Me deixa em paz!
例:Não quero falar mais com você. Me deixa em paz! あなたはとはもう話したくない。そっとしておいて!
deixar alguém em pazで「放っておく」、「そっとしておく」、「一人にする」などのニュアンスになります。それ以上付きまとわないでを意味する「やめて」になります。
5、Não quero que você +接続法現在~
例:Não quero que você me ligue mais! もうこれ以上私に電話しないで!
例:Não quero que você mexa no meu celular. 私の携帯をいじらないで!
vocêの後には、して欲しくない動詞を持ってくることで、「~しないで欲しい」という文章になります。
この場合はvocêの後に来る動詞は、接続法になるので注意が必要です。
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