この記事では「pois」、 「então」、 「mas」の使い方について見ていきましょう。これらは文と文をつなぐ接続詞(conjunção)と呼ばれるものですが、知っておくとより自然な文を作ることができるようになります。特にこの3つは会話でよく使う単語なのでぜひ使い方を覚えておきましょう。
ポルトガル語の「pois」
1、Ele não pode vir pois está cansado. 彼は疲れているので来れません。
*この場合、「なぜならば」、といったように理由を説明するときにporqueの代用として使われます。
2、Ela não veio? Pois liga para ele. 彼来てないの? じゃあ電話すれば。
*この場合、「だったら」、といったようにentãoの代用として使われます。
3、Pois é, tem razão! そうだね。君の言うとおりだよ。
*誰かが言うことを肯定するときに使います。
4、Pois não? なにか?
*英語の「Can I help you?」 に相当する表現で、店に客が来ると店員が必ず使います。
ポルトガル語の「então」
1、Então, amanhã teremos que comprar um presente para João. えっと、明日はジョアンのためにプレゼントを買わなくちゃね。*英語の「so」に当たる表現で、話し始めの言葉として使います。
2、Não recebeu meu convite? Então, a carta extraviou-se. 私の招待状受け取らなかったの? ということは手紙が届かなかったんだね。
*「だったら」、「ということは」、「その場合は」といった意味でも使います。
3、Quer ir ao cinema? Ou então quer comer alguma coisa? 映画に行きたい? あるいは何か食べようか。
*ou entãoは「あるいは」、「さもなければ」などの意味になります。
その他の用例
4、Nós conhecemos em 1990. Desde então sempre fomos amigos. 私たちは1990年に知りあいました。それからずっと友達です。
*desde entãoは「そのときから」という意味になります。
5、Meu pai foi aos EUA com 40 anos. Até então ele nunca tinha ido ao exterior. 父は40歳のときにアメリカに行きました。それまでは一度も海外に行ったことがなかったんです。
*até entãoは「それまでは」という意味になります。
ポルトガル語の「mas」
1、O filme é bom, mas muito comprido. 映画自体(内容)はいいけど、長すぎるね。
英語のbutにあたる逆説を表す言葉です。
注意
発音やスペルが似ているため「mais」や「más」と混合することが多々あるので注意しておきましょう。
Todos querem mais amor. みんなもっと愛を求めている。
「mais」は「もっと」や「さらに」という意味です。
Ele estava com más intenções. 彼には悪意があった。
「más」は「má(悪い)」の複数系です。
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